総合病院で10~20室前後設置されている手術室の様子

外科医、麻酔科医、看護師(器械出し・外回り)、臨床工学士らが活躍

ドラマでお馴染みの場面

患者看護、手術介助、感染防止、機器の整備、各科の要求の調整と手術スケジュールの立案など、手術の安全かつ円滑な遂行を行うための部署を「手術部」といい、実際にオペを行う部屋が手術室となります。

手術部の入り口にはコントロール室があり、手術室のカメラや診療端末を通じて、患者の入退室や手術室の進行状況が把握できるようになっており、看護師長・主任が中心となって、各手術室に麻酔科医と看護師が適切に配置されるように調整が行われています。

室数は病院の規模によって大きく異なりますが、総合病院では10室前後、多いところでは20室以上設置されているところもあります。

手術枠は曜日と時間帯によって各診療科に割り当てられていますが、救命救急センター、総合周産期母子医療センターを有している病院では、1室を緊急手術に備えるための部屋とし、重症救急患者や緊急帝王切開、小児重症例などに対応できるような体制をとっています。

手術室の前にはこれから手術に参加する医師や看護師が手指を消毒するための「手洗い場」があります。余計なものに触れなくて済むように、センサーやフットスイッチで蛇口や消毒液の開閉ができるようになっています。

室内には、患者が横になる手術台、麻酔器、心電図・血圧モニター、電気メスなどの手術機器が置かれています。天上にある円盤状の照明は「無影灯」と呼ばれるもので、術者の頭で光が遮られても術野(手術を行っている部分)に影ができにくい構造になっています。

術中には外科医、麻酔科医、看護師のほかに、放射線技師や臨床工学士が室内に入り、X線撮影や手術機器の管理を行うこともあります。手術が終わって患者が退室すると、専門の清掃業者が手術室の中の清掃を行います。

スタッフ 担当
外科医 手術の執刀を行います。執刀医のほか、助手(1~2名)と、手術場の周りでサポートする外科医もいます。
器械出し看護師 手洗いを行って手術に参加し、執刀医や助手が必要とする手術器具を適切なタイミングで手渡しします。
外回り看護師 手洗いはせず、手術室の外で急遽必要となる機器の用意、使用している医薬品の記載、出血量や時間の管理を担当します。
麻酔科医 麻酔の導入から手術中の全身状態の管理、麻酔を覚まして患者が手術室を出るまで責任を持ちます。
臨床工学士 手術室で用いられる麻酔器やX線装置などの保守管理を担当します。
清掃業者 手術終了後に室内の清掃を行い、血液や異物による汚染を防ぎます。
医療機器メーカーの担当者 機器の保守管理や使用法の助言のために立ち会うことがあります。
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